【投資信託】初心者にもオススメのインデックスファンド3選

投資信託
目次

まず投資信託とは

投資信託とは、運用投資のプロであるファンド、ファンドマネージャーが株式や債券等に投資・運用を行い、その運用によって得られた利益を出資者に還元する金融商品となります。

この記事はその投資信託へ長期投資・運用することを大前提としていますので予めご了承ください。また、投資判断は自己責任でお願い致します。投資の世界に正解はありません。一つの情報、判断材料としていただければ幸いです。

代表的なファンドの種類

投資信託の中でもざっくりわけて下記のようなファンドの種類があります。

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド

インデックスファンドとは

インデックスファンドは、日経平均株価・TOPIX・NYダウ・NASDAQなど
特定の市場平均指数と連動(同じ値動き)した運用を目指すファンドになります。

市場平均指数との連動を目標とするため1商品の中で非常に多くの銘柄を含みます。
そのため、インデックスファンドの保有をするだけで広範な分散投資が行えるといえます。
ローリスク、ローリターンであるとも思います。

インデックスファンドという言葉については最近では投資、資産運用、つみたてNISAの認知が広まりまだ投資、資産運用の経験がない方でも言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

結論としては、よほど投資の腕に自信がない限りはインデックスファンドへの投資をおすすめします。私は毎月投資信託で積立投資を行っているのですがそのほとんどはインデックスファンドへの投資に充てています。

アクティブファンドとは

アクティブファンドは、特定の市場平均指数つまりインデックスを上回る成果を出すことを目指すファンドになります。

市場平均指数を上回ることを目標とするためインデックスファンドとは異なり、特定の銘柄に集中投資するといった特徴をもった商品が多いです。集中投資を行うことであったりファンドマネージャーの裁量に左右されることからインデックスファンドに比べてハイリスクな商品といえます。

国内外を問わず、長期運用において9割のアクティブファンドがインデックスファンドに負ける。という過去のデータから、私はアクティブファンドへの投資はおすすめしません。

私自身は怖いもの見たさで投資枠のほんの少しだけアクティブファンドに投資をしていますが、見事にマイナスを叩き出しております。。。

日本国内のインデックスファンドを選ぶかどうか

ここまで書いてきた通り、基本的にはインデックスファンドへの投資をおすすめしますが
それでは日本のインデックスファンドに投資するのが良いのか、海外のインデックスファンドに投資するのが良いのかという観点の話になりますが、結論としては日本の市場平均指数連動のインデックスファンドへの投資はおすすめしません。

えぇ?!日本人なのに日本に投資しちゃダメなの?と思うかもしれませんが
自分自身の資産を増やすことを目的とするのであれば、悲しいですが日本市場への長期投資はあまりにも希望がありません。

日経平均をみてみる

下記に直近の日経平均のチャートを掲載しています。

日経平均株価は日本経済新聞社が選定した225銘柄から構成される平均株価で 日本の株式市場の代表的な株価指数です。

先のことはわかりませんが、山あり谷ありで長期目線でみた場合に日経平均のインデックスファンドに投資すれば安定した利益が得られそうだ!とはならないかと思います。

※Google検索で「日経平均」と検索するだけで過去の大まかなチャートは見ることができます。

少子高齢化、ごく少数のグローバル企業(トヨタ自動車など)、一人当たりGDPの低迷、とグローバル社会における日本経済は投資対象として魅力的とは言えません。

一日本人として悲しい気持ちになりますが、大切なのは自分の資産を守ること、可能な限り安定的に資産を増やしその結果として日本経済に自分の資産を放出することが、結果的に長期的には日本のためになると私は思っています。

日本の1人当たりのGDP

米国のS&P500をみてみる

S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している米国株式市場の株価指数のひとつです。ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している代表的な500銘柄の時価総額を元に算出されています。

また500銘柄は四半期に1回、入れ替えが検討され非常に厳しい選定条件が設けられています。
過去のリーマンショック、直近のコロナショックなどを経ても長期目線でみた場合には右肩上がりに成長していると言えるのではないでしょうか。

※Google検索で「s&p500」と検索するだけで過去の大まかなチャートは見ることができます。

オススメのインデックスファンド3選

それではようやく本題のおすすめのインデックスファンドについて触れていきます。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim(イーマクシススリム)シリーズの通称「オルカン」です。
eMAXIS Slimシリーズは信託報酬込みの管理費用の低さなど業界最低水準の運用コストを宣言しているファンドです。

次に紹介するeMAXIS Slim(S&P500)と共に国内の人気ファンドとなっています。
この記事の執筆時点ではおそらくS&P500の方が評価されていて、純総資産額も多いですが米国一強神話が私達が生きている間に崩れ落ちかねない不安感がある昨今、私個人としてはオルカンを一番おすすめしたいと思います。と書きつつ、私自身がこれからS&P500からオルカンへ割合を増やしていこうと思っている真っ只中であります。

※オルカンとは別でeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)がありますが、オルカンには日本も含まれています。

銘柄名eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用(委託)会社三菱UFJ国際投信株式会社
ファンドの目的日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
管理費用
(含む信託報酬)
(税込)
0.1144%
申込単位100円以上1円単位
NISA口座での購入可能
※利用中または利用予定の証券会社情報をご確認ください
楽天証券ファンドスコア5(5段階評価)
※2022年12月時点
リターン(年率)3年13.77%
純資産額7949.10億円
※2022年12月13日時点
出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)交付目論見書 2022.07.23
出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)交付目論見書 2022.07.23

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim(イーマクシススリム)シリーズのS&P500版です。

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2022年12月13日時点ではおそらく国内でもっとも支持されているインデックスファンドなのではないでしょうか。オルカンの所でも書きましたが私は現時点ではこのファンドにメインで毎月積み立てをしております。
どちらか1本でいいんじゃないの、こっちだけもってればいいんだよ!とオルカン派とS&P500派の方がいると思いますが私はどちらも積み立てて行こうと思っている派です。

銘柄名eMAXIS Slim(S&P500)
運用(委託)会社三菱UFJ国際投信株式会社
ファンドの目的S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果をめざします。
管理費用
(含む信託報酬)
(税込)
0.0968%
申込単位100円以上1円単位
NISA口座での購入可能
※利用中または利用予定の証券会社情報をご確認ください
楽天証券ファンドスコア5(5段階評価)
※2022年12月時点
リターン(年率)3年17.60%
純資産額16,671.8億円
※2022年12月13日時点
出典: eMAXIS S&P500インデックス 交付目論見書2022.10.26

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

私自身が、現在SBI証券の口座開設手続き中でまだ投資できてはいないのですが
SBI証券の口座開設ができたら積み立てて行こうと思っている銘柄です。

ベビーファンド:SBI・バンガード・S&P500として資金を集める
マザーファンド:バンガード・S&P500ETFという上場投資信託に投資する
この「バンガード・S&P500ETF」がS&P500に連動するように運用されています。

※ETFについては別の記事を御覧ください。

銘柄名SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
運用(委託)会社SBIアセットマネジメント
ファンドの目的「バンガード・S&P500ETF」を通して、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
信託報酬 (税込)/年0.0938%
申込単位100円以上1円単位
NISA口座での購入可能
※利用中または利用予定の証券会社情報をご確認ください
モーニングスター
レーティング
5(5段階評価)
※2022年12月時点
リターン(年率)3年18.10%
純資産額7,379億円
※2022年12月13日時点
出典: SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 交付目論見書220615
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