エコカー減税について考えるー発電時の二酸化炭素排出問題

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エコカー減税、ガソリンのみの車は対象外

個人的に興味のある問題が日経特報で出てきたので雑記しておこうかと思いました。

エコーカーは広い目で見て本当にエコなのか、環境にやさしいのか

まず、大前提として私は車のEV化やHV化には大賛成です。
MAZDAのCX-5という車が大好きなのですが、早くマツダMハイブリッド搭載車が出ないかなぁと思っています。

ただしエコカーのエネルギー課題は地球全体でみた場合に本当に環境にやさしいのかは疑問が残ります。

過去の文春さんの記事から引用しますが

豊田 まず日本のエネルギー事情を理解する必要があります。エネルギーは「作る」「運ぶ」「使う」という三つの工程がありますが、その流れの中で発生する二酸化炭素を2050年までにゼロにしようというのが、現在のカーボンニュートラルの目標です。

 自動車が位置するのは「使う」セクションなので、ガソリンを使わないEVに置き換えれば、二酸化炭素の排出はなくなる。ところが、EVで使用する蓄電池の生産には多くの電力が必要であり、その電力が火力発電由来の場合、生産時にかなりの二酸化炭素を排出する。日本は火力発電の割合が75%と非常に高いため、自動車の電動化だけでは二酸化炭素の排出削減につながらないのです。

https://bunshun.jp/articles/-/50476 文春オンライン

トヨタ自動車・豊田章男社長が懸念されている通り
車のEV化やHV化などで車から排出されるCO2排出は減少するが、それ以上に発電の方でCO2排出が増えては意味が無いということなのですよね。

エネルギー問題については昨今の世界情勢の影響もあって混迷先行き不安な状態が続いております。そんな中で今回の方針発表はいささか早計なのではないか、こういうものこそ本当に検討に検討を重ねてほしいと思うのは私だけでしょうか。残念な思いです。

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